
地震発生から長かったようで短かったような...そんな気持ちです。
ほんの少し前までは、何か辛いことがある度に過去を振り返っては言い訳を探そうとする自分がいたのですが、
震災があってから、気持ちの色合いが少し変わったように思えます。
素直に感謝する気持ち。
それも意識してではなく、ごく自然に...
今まで悲しんだこともあったし、悲しませたことに関しては星の数ほどありました。
今でも仲良く交流してる人もいれば、お互いに合わずに別れた人、自分のワガママに付き合いきれずに去っていった人もいます。
そんなことがある度に変わりたいと思ってはまた振り出しに戻ってしまうことの繰り返し...
そんな自分がここ最近、何かを掴んだようにほんの少し変われたことを実感したのは
今まで沢山の出逢いと別れの中から少しずつ何かを学び心の隅っこに備蓄していたのが、震災をきっかけに一気に心の中で化学反応を起こしたんじゃないかと勝手に想像してます(笑)。
震災後、自分に何ができる?そう考える日々は続きましたが、自分ができる範囲で無理をせずに続けること。
たとえそれが誰にも知られることがなくても、細くても長く活動をすること。
だからこれからも微力でも自分にできる範囲持続的にやっていこうと思います。
今でも交流してくれている方々にアリガトウ...
今まで交流してくれた方々にアリガトウ...
そして愛すべき存在だった人にアリガトウ...
僕の心は音を立てきしみながら少しだけ進路を変えることができました。
それも今まで出逢った沢山の人たちのお陰だと思っています。
今までの出逢い、そしてこれから新たに出逢う人たちが、これからもどうか僕の道しるべでありますように...
そして願いが叶いますように...
Song by Superfly/Ah♪
※この写真は祖母が深夜の病院で亡くなった日に『迷わずに天国に逝けますように』との想いをこめて撮った一枚です。
その後灯台の設備が変わってしまったので、もう二度とこのような写真は撮ることはできないでしょう...
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by kohji_924
| 2011-04-29 18:39

写真家小島小鳥さんの写真集未来ちゃん。
可愛くもありぶちゃいく(不細工)でもある子供という名の未知なる生命体、未来ちゃん。四季を通して笑いあり涙ありの写真集。
見終わった後、固くなっていた心がほろっと柔らかくなる...そんな写真集。
本当にいい買い物をしたなと思いました。
写真は被写体があってこそ。
人それぞれ撮影するジャンルはあれど、レンズを向けるその先には必ず被写体が存在します。
人であったり、風景であったり、空であったり、動物であったり、光であったり...
その中で小島小鳥さんが選んだのが未来ちゃんであり彼が愛すべき被写体だったってわけです。
彼に触発されて僕も女の子を撮り始める...。
それじゃただ流行りに乗っかってる中身がスカスカのつまらない人間になってしまう気がします。
楽しみながら、もがきながら、愛すべき被写体をこれから探していこうと思います。
写真展に向けて大切なものを小島小鳥さんが未来ちゃんを通して教えてくれました。
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by kohji_924
| 2011-04-28 23:11
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by kohji_924
| 2011-04-25 12:53
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by kohji_924
| 2011-04-15 17:45

仕事や家庭にすごく恵まれているのに、平凡な毎日が人を抜け殻にしていく。
なんの為に生きてるのか・・・。なんで生きてるのか・・・。
ある人からそんな言葉を投げかけられた。
僕だって、そう思う時もあるけれど。
でもね・・・写真を撮ることができる喜びを知ってるから。
苦しい時があっても、まだまだ生きていたいって素直に思います。
これって小さくてささやかな想いではあるけど、大切なことだよ。
なにか夢中になれるもの・・・探してみてはどうだろう。
※クラシックもよく聴くけどバッハが一番好きかな。
J.S.バッハ/主よ人の望みの喜びを
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by kohji_924
| 2011-04-12 19:28